2009年 09月 17日
「鶏舎浄化作業」
まず通路を含めた鶏舎内部全体を高圧洗浄し、埃や付着した鶏糞などの汚れをきれいに洗い流します。金網や木部もその艶を取り戻し、ご覧の通り新築と変わらない清潔な状態がよみがえります。
次に高温スチームで、床面や巣箱(ネスト)などを熱湯消毒します。高温スチームは約100℃で噴射されるため、万が一、大腸菌やサルモネラ菌が繁殖していたとしても容易に除菌できるのです。しかも洗浄剤など必要ないので、環境に優しく極めて安全です。
最後の仕上に、酢酸を使用した床面の消毒を行います。歩荷農場では、薬剤や消毒剤は一切使用しないので、酢酸のような天然の細菌増殖抑制物質を利用して除菌や寄生虫対策を行ないます。
酢酸による疾病防除を行なうにあたっては、様々な問題を克服しなければなりませんでしたが、酢の醸造メーカーである内堀醸造株式会社さんにご協力いただき何とか実施段階にまで至りました。多くの方々の志により、安全な食づくりが実践できることにあらためて深く感謝している今日この頃です。
2009年 09月 16日
「冬瓜のとりそぼろ餡」
鶏ひき肉は、もちろん「歩荷の平飼い鶏」。だしの旨味が違います。
①冬瓜は皮を厚めにむき、3cmほどの食べやすい大きさに切ります。 ②鶏ひき肉適量(ミニ冬瓜1個で100gぐらい。)を生姜のみじん切りを加えて酒炒りします。 ③酒炒りした鍋に鰹だしに干し椎茸の戻し汁を入れたもの(好みの量で結構です。)を加え、①の冬瓜を落し蓋をして15分ほど弱火で煮ます。 ④少量の味醂と醤油で味を調え5分ほど煮たら、片栗粉でとろみを付けてでき上がりです。
アツアツをやけどしないように気をつけてお召し上がりください。
2009年 09月 15日
「小さな芽」
2009年 09月 13日
「なたね油 4」
細かい塵を風の力で吹き飛ばして行きます。
これでいよいよ最後の仕上げへ。さらに小さな塵を取り除けば完了なのですが、どうやらこの作業も簡単に終わりそうにはなく、まだまだ続く「なたね仕事」といったところです。
ところで今回使用した「唐箕」はご近所でお借りしたものですが、なかなかの年代物にもかかわらず、まだまだ立派に働いてくれました。古い道具の作りの良さには、いつもながら本当に感心します。
2009年 09月 11日
「梅酢」
新生姜やカブなどを漬け込んだり、キャベツ、ミョウガなどの浅漬けにも最適。青魚の酢じめや酢の物、焼魚、肉料理の下ごしらえにも重宝しますが、中でも一番便利なのはドレッシングです。
「梅酢」と適量の油を混ぜるだけといった簡単なものですが、サラダや和え物など何にでも良く合います。また料理の素材や気分によって、油の種類をサラダ油、オリーブオイル、ゴマ油といった具合に変えてやるだけで、和、洋、中それぞれの風味が手軽に作り出せます。