「原風景」

早いもので10月も残すところあとわずかとなり、私たちの暮らしている祖父江近辺(木曽川の畔、愛知県の西の端です。)でも少しづつ稲刈りが始まりました。
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刈り取った稲のはさ掛け後方に小さく見える白い建物が歩荷農場です。
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茅葺き屋根の家や棚田のあるような里山の風景とは異なりますが、この農村にも確かに昔と変わらない日本の「原風景」が存在します。
# by bocca-farm | 2009-10-22 19:08 | 風景

「なたね油 5」

「なたね」を「唐箕」にかけてからさらに一ヵ月以上の時間と手間をかけ、一層細かい目の篩でとても小さな塵まで取り除き、ついに搾油できる状態に仕上がりました。(最終的に112kg/450㎡の「なたね」になりました。)
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さすがに搾油は技術的にも難しく、設備や衛生上の問題もあるので専門の職人さんに依頼しなければなりません。
着色料や酸化防止剤などの添加物を使わず、化学処理を行わない昔ながらの圧搾法にこだわっておられるということで滋賀県の愛知食油さんにお願いしたところ少量にもかかわらず快く引き受けてくださいました。
歩荷農場を滋賀に向けて旅立った「なたね」たちが素敵な油になって戻って来る日が楽しみです。
# by bocca-farm | 2009-10-21 14:24 | 農 [なたね]

「さつま芋 収穫」

「さつま芋」を収穫しました。
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ホクホクとした食感の「紅あずま」と
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トロッとした食感で甘さ抜群の「安納芋」です。「さつま芋」は、3週間から1ヵ月ほど熟成させると最も糖度が上がりおいしくなります。
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こちらの芋づるは、メイの大好物です。
# by bocca-farm | 2009-10-19 18:58 |

「丹波黒豆 1」

鶏舎の裏にある「丹波黒豆」の畑です。
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「丹波黒豆」は、お正月に欠かせない食材。収穫後天日で乾燥させ、年末までには直売所でも販売します。(貯蔵性にも優れた大粒のおいしい黒豆です。)
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枝豆としても絶品の「丹波黒豆」。これから収穫までのわずかな間、少しだけおこぼれとしていただきます。
# by bocca-farm | 2009-10-18 15:25 |

「ささやかな夢」

実りの秋、稲穂も頭を垂れてきました。
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私たちの食べているお米は、鶏舎のすぐ横の田んぼで育てられています。管理しているのは、高須暉善さん。姉の嫁ぎ先のおやじ殿で、歩荷農場を創める際に大変お世話になった恩人です。

農家になって6年、卵と鶏肉からスタートした私たちの農村暮らしもやっとのことで野菜作りまではたどり着くことができましたが、まだまだ自給自足率は35%ぐらいです。何れは本格的にお米作りにも挑戦しなければなりません。
自分たちの手と足でできる限りの努力を重ね、「ささやかな夢」は、自給自足率70%の暮らしです。(ちなみに現在、我が家の国産食料自給率は95%以上あると思います。)
# by bocca-farm | 2009-10-17 19:14 | 暮らし