2010年 08月 31日
「自然農?」

何と一人生えの「冬瓜」でした。昨年栽培したものの種が、何かの偶然で落ちたのでしょう。

今年も畑では「冬瓜」を栽培していますが、ほとんど雨も降らない異常な暑さの中、今ひとつ育ちが良くありません。ところが、この一人生えの「冬瓜」は、まさに「自然農?」のごとく、肥料も水も与えてないのに雑草の中から突如現れ、ご覧のとおり絶好調。こぼれ種のたくましさと「自然農?」の可能性に感動です。
2010年 08月 29日
「ツユクサ」
どこでも見かける雑草には違いないのですが、鮮やかな青い花を可憐に咲かせている「ツユクサ」の群生。とても涼しげに感じました。

「ツユクサ」は、「梅雨草」と間違えてしまいそうですが、正しくは「露草」と書きます。朝咲いた花が昼にはしぼんでしまうことから、朝露に濡れながら可憐な花を咲かせるという意味で「露草」と名付けられたそうです。
また古くは、花の青い色が付(着)きやすいことから「つきくさ(着き草)」と呼ばれ、万葉集などの和歌集では「月草」と表されることが多いようです。「月草」で染めた布は、水で色が落ちやすいことから、「人の心変わり」や「はかない命」のたとえとして歌に詠み込まれました。
「月草の借れる命にある人をいかに知りてか後も逢はむと言ふ」 (万葉集第十一巻 作者不明)
●「ツユクサ」露草(Commelina communis)/ ツユクサ科ツユクサ属 一年草
2010年 08月 28日
「鯵の干物」
果てしなく続く猛暑の中で、とても炭を熾す気にもなれず、なかなか食べることができませんでした。
以前もお話しましたが、我が家には魚焼き用のガスコンロというものがなく、焼魚を食べる時は、炭を熾して七輪を使わなければなりません。涼しくなるまではとても無理だと思い、仕方なく真空パックにして冷凍庫に保存することにしました。
このところ夕方6時頃になると若干気温も下がり、いくらか涼しく感じるようになってきたので久しぶりに七輪を出して・・・!!

知多師崎産の「鯵の干物」。今日の我が家のご馳走です。
今が旬、露地ものの酢橘をたっぷり絞っていただきます。
2010年 08月 26日
「雛導入準備 2」
以前は、100℃の高温スチームで床面などを熱湯消毒していましたが、現在は、より強力で効果的なバーナーを使用して燃焼消毒を実施しています。

細菌や虫卵などを焼いて死滅させる燃焼消毒は、洗浄剤や消毒薬などを使用することもなく、環境に配慮した安全な細菌、寄生虫対策の一つです。
2010年 08月 23日
「雛導入準備 1」
2010年 08月 21日
「クマバチ」
気になり調べてみたところ、見かけによらずとても温厚で、特にオスは針も持たないとのこと。
花から花へ飛び回る姿を見ていると、何だか急に可愛く思えてきました。

大きな体の割にはとても飛べそうにない小さな翅であることから、以前は、航空力学的にその飛行方法が大きな謎とされ、「彼ら(クマバチ)は、飛べると信じているから飛べるのだ。」という説がまじめに論じられていたそうです。現在は、科学的にその飛行法が証明されているそうですが、これらの話しから「クマバチ」は、「不可能を可能にする」象徴として、シンボルマークなどに好んで使用されたということです。
●「クマバチ」熊蜂 (Xylocopa) / ハチ目コシブトハナバチ科クマバチ亜科
2010年 08月 19日
「今日のニワトリ 100819」
みな地面に穴を掘り、その中で横たわりながらお腹の辺りをを冷やしているんです。

鶏には汗腺がなく汗をかかないため、容易に体の熱を外へ蒸散させることができません。そのため鶏は通常、呼吸により熱を放出しようとして熱性の多呼吸状態(パンティング状態)に陥ります。パンティングによる過呼吸は、体液中の二酸化炭素を過剰に排出してしまうことから、体内の酸、塩基のバランスを崩すこととなり、最悪の場合は死に至ることも珍しくありません。(今年はすでに、数万羽規模の大きなケージ飼い養鶏場では、何百羽もの鶏たちが熱射死しているとのこと・・・。)
ところが、のびのびと自由に暮らしている歩荷農場の「ニワトリ」たちは、外気より少しでも温度の低い地面に体を密着させ、自らの力で熱を冷まそうとしているのです。その甲斐あってか、この暑さでも死亡する「ニワトリ」は、今のところ一羽もいません。
自然の中で、その恩恵を多大に受けながら、力強く生きる歩荷農場の「ニワトリ」たちの姿です。
2010年 08月 16日