「ハーブ」

歩荷農場では数年前より数種の天然「ハーブ」を混合した粉末を飼料に微量添加して来ました。
主体となる「ハーブ」はタイムとヨモギギク。
もちろん、遺伝子組み換え作物ではありません。
その安全性や効果、効能に問題ないことから今後も使用していくことを判断しました。
「ハーブ」_a0120513_19185993.jpg
タイムにはチモールという成分が含まれており、強い殺菌効果と抗ウイルス作用を備えているので天然の防腐剤や保存剤の役割を担うことのみならず、鶏たちの疲労回復や抑うつ状態の改善などに効果的だと考えられます。
また、ヨモギギクには食欲増進に加え回虫駆除などの効能があることから、歩荷農場には鶏に寄生するダニや回虫がほとんど存在しません。

これらの寄生虫は吸血するものも多いので鶏たちにとって貧血や多大なストレスをもたらす悪因となるため、現代養鶏においては駆虫剤や強い農薬を鶏舎内に散布することが一般的なのですが、ダニ類はネズミやゴキブリなどと同様に薬剤に対して耐性をもつ能力があるので実際は根絶できないというのが否定できない悲しい現状なのです。


by bocca-farm | 2019-04-03 20:06 | 飼料 | Comments(0)

「不当弾圧」

歩荷農場では、鶏たちに安全な餌を食べさせるため独自の設計に基づき飼料の全てを自家配合しています。そのためには、安全性の確約された飼料原材料を単体で仕入れなければなりません。
一般的な養鶏においては、メーカーが既に全てを混ぜ合わせ出来上がった配合飼料をそのまま鶏たちに与えているのが現状です。このような配合飼料は、その栄養価は保証されていますが、原材料の詳細までは公表されません。なぜなら、メーカーがその時に仕入れることのできる最も安価な原材料を使用するため、その時々により内容も変化してしまうからです。つまり、生産者である養鶏家自身も鶏たちに与えている飼料内容全てを把握できていないのが現代養鶏の現実なのです。
「不当弾圧」_a0120513_21375367.jpg

したがって、経済至上主義に毒されている養鶏業界では、飼料メーカーが自社にあまり利益をもたらさないような非遺伝子組み換え作物などの安全な原材料を単体で仕入れようとした場合、プレミア扱いをして信じられないような高値でしか販売しません。
しかも非遺伝子組み換えトウモロコシを輸入している大手商社と手を組んだ某メーカ(餌にゴマ成分を添加して喜んでいるような…。)などは、3tの発注に対して1割以上も多量の390kgを余分に押し売りしてくる始末で、、、、。
どの世界でもあるとは思うのですが、歩荷農場は大きく強いモノからの「不当弾圧」とは断固戦い続けます。守るべき理念のために、命がけになれることほど幸せな人生はありませんよね!
by bocca-farm | 2016-10-06 22:47 | 飼料 | Comments(0)

「飼料撹拌」

鶏たちに安全な飼料を与えるためには、完全自家配合が絶対条件。
メーカーの配合飼料は、エネルギーやタンパク質などの栄養価は保証されていますが、何
が使われているかの明確な表示はありません。なぜならば、その時に最も安価で仕入れる
ことのできる原材料を使用するからです。
「飼料撹拌」_a0120513_20162422.jpg

自ら飼料の配合設計を行い、信用できる原材料を個別、単体で仕入れなければ、鶏たち
に何を食べさせているかさえ説明することもできないというのが養鶏業界の現状です。
増してや安全性に対する価値観も理解しがたいほどで・・・。
「飼料撹拌」_a0120513_2016366.jpg

歩荷農場では独自で全ての原材料を仕入れ、完全自家配合により「飼料撹拌」を行って
います。これにより飼料の詳細から飼養内容までの全てを明確に公開することができる
のです。
by bocca-farm | 2015-03-06 20:28 | 飼料 | Comments(0)

「飼料高騰 2013」

アベノミックスの効果(?)で、この所、急激な円安が進み輸入品の価格は異常高騰しています。
家畜用の飼料も同様で、H20年 のリーマンショックを遙かに超える危機的「飼料高騰」という
考えられない事態が続いています。
何事においても地に足の付いていない急激な行動、処置は何かと副作用を伴うことが多いの
は今さら言うまでもないこと。どうやら、現政府は「日本を、取り戻す。」のではなく、原発54基を
好き勝手に作ってきた経済至上主義、高度経済成長期の当時へ現状を取り戻すことを第一に、
危機的な焦りの中で「日本を、もとに戻す」などという大博打を考えておられるようで・・・。
暫定税率もどこへやら、レギューラーガソリン160円台という我々庶民にはあり得ない状況の中、
米国モンサント社などとつながりの深い経団連役員などとの関係を最重要視して、いわゆる弱者
(我々のようなただの国民)、すなわち邪魔者などは、淘汰するといったお考えなのでしょね。
ちなみに、当農場で使用している遺伝子組み換えを行っていない単体トウモロコシは、通常の物
(遺伝子組み換え作物)よりも1Kgあたり、10~15円高値の取引となります。
「飼料高騰 2013」_a0120513_20304387.jpg

通常、家畜の飼料は、配合飼料として大手メーカーがすでに配合したものを購入して、そのまま
家畜に与えます。もしくは、8割方配合されたものを購入し、2割ほどその農場独自の添加物を
加え、特殊卵として販売しているのが現状なのです。
これらの配合飼料は、その内容が明確にされることはほとんどなく、その栄養価だけが保障され
るため、実際は、どのような作物を家畜たちに与えているのかを生産者自体ですら把握できてい
ないというのが真実なのです。
なぜならば、その時々で最も安価な素材を使用しなければ利益に影響を与えてしまいますから。そして、この配合飼料では積立基金に入ることができ、基準以上に価格が高騰した場合は、その高騰分が補填されるようになっているのです。今回の円安は、あまりにも極端な飼料高騰を招くことになってしまったことから、国も追加補填を行ったとのことです。
しかしながら、当農場のように素材原料全てを単体で仕入れ、100%完全自家配合している場合
には、何の補助、補填も認められません。国は、本当の安全性など重視していないのです。
ちなみに、私たちが農場を始めた当時(H16年)は、非遺伝子組み換えトウモロコシ1Kgが40円で、
卵1個を50円で販売していました。飼料高騰を招いたリーマンショックH20年の頃は、非遺伝子
組み換えトウモロコシ1Kgが60円となり、卵1個を60円に値上げしました。この当時からかなりの
危険を感じて、飼料米の取り組みを始めましたが、当時誰も取り組んでいなかった飼料米が導入
できるまでには2年の月日を要しました。
現在、非遺伝子組み換えトウモロコシ1Kgは、ほぼ70円近くになってしまい卵1個は税込60円の
ままです。そして、おそらく(必ず)消費税は、上昇することでしょう。適正利潤が得られない状況の
中でどうやって私たちはこの農場を存続していけばよいのか・・・。
少なくともお客様に、鶏たちが食べている飼料の全てを説明出来ないような生産者だけには絶対
なりたくありません。

長年にわたり、お金儲けばかりを重視してきた結果、強烈な副作用によって、農業や食生活のみならず、我が国があらゆる側面においてジワジワと蝕まれてきたことは今さら否定しようもありません。それにもかかわらず、国民に目隠しをし、騙し続けてきたのは現与党です。
情けない事実ですが、自給率がたった40%にも満たないというのが、日本の食生活の現状。
TPPの問題も含め、我が国が米国型の農業から脱却しない限り、この国の食の未来が闇となることは明らかです。

飼料米への取り組みは、こちらからご覧になれます。
by bocca-farm | 2013-08-29 20:45 | 飼料 | Comments(0)

「雛鶏専用飼料」

雛鶏たちが歩荷農場にやって来てから卵を産み始めるまでには、およそ2ヵ月かかります。
その間に雛鶏たちは、健康に産卵できるようしっかりとした体作りをしなければなりません。
当然ながら、飼料も卵を産むことに主眼を置いたものではなく、育ち盛りの若い雛鶏が、健康な体作りに必要な栄養を充分満たすことのできる「雛鶏専用飼料」を与えることが必要となります。
「雛鶏専用飼料」_a0120513_196512.jpg

歩荷農場では、「雛鶏専用飼料」も独自の配合設計に基づき、農場内の撹拌施設において
完全自家配合しています。飼料の原料、素材に関しても成鶏飼料と同様、遺伝子組み換えを
行っていないもの、酸化防止剤や防腐剤などの添加物を使用していないものだけを厳選し
使用しています。
「雛鶏専用飼料」_a0120513_1963865.jpg

特に鶏たちのエネルギー源となる穀物類については、輸入トウモロコシを一切使用することなく、モミ米を主原料とすることで、筋胃(砂肝)の消化機能を高め、丈夫な内臓の育成、消化効率の
向上を目指しています。
歩荷農場の雛鶏たちは、愛知県産のお米と糠をたくさん食べて、今日も”元気いっぱい”です。
by bocca-farm | 2012-09-28 19:37 | 飼料 | Comments(0)

「アルファルファ」

今まで歩荷農場では、ビタミン、ミネラルなどの供給源となる緑餌として、天然「ヨモギ」100%の乾燥粉末を使用してきました。ところが、中国での口蹄疫発生により、中国産「ヨモギ」の輸入が禁止されたことから、国産「ヨモギ」も品不足の状態となり、昨年末からついに入手困難となってしまいました。(在庫は、2ヵ月分ぐらいは持っていましたが・・・。)
季節により状況が異なり、除草剤や農薬などの心配がある雑草や野菜くずなどの生の緑餌に頼るわけにもいかないので、「ヨモギ」に代わる安全性の高い飼料用緑餌を探していたところ出会うことになったのが「アルファルファ」です。
「アルファルファ」_a0120513_19412882.jpg

「アルファルファ」は、マメ科ウマゴヤシ属の多年草で、和名はムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)。 その名のとおり栄養価は非常に高く、タンパク質はもとより、「ヨモギ」と同じように殺菌、
浄血作用があるクロロフィル(葉緑素)やマグネシウム、銅、鉄、マンガン、カルシウム、カリウム、亜鉛といったミネラルに加え、天然のビタミンとしてA、B群、K、C、Eなどを豊富に含みます。

歩荷農場で使用する「アルファルファ」は、天然「アルファルファ」の濃縮粉末を粒状に固めたもので、遺伝子組み換えを行っていない種子より栽培され、他の物と混入しないように製造、保管、輸送されていることの証明書が添付されています。
また、輸入「パプリカ」などに添加されている「エトキシキン」などの危険性が否定できない酸化防止剤も含まれていません。

ちなみにこの「アルファルファ」、ペルシア語で「最良の草」という意味だそうです。
by bocca-farm | 2012-02-26 21:05 | 飼料 | Comments(0)

「愛知県産 ”お米”」

昨年度より、本格的にスタートした「飼料米」の導入。
今年は作付面積の拡大により、輸入「トウモロコシ」の30%以上を「愛知県産 ”お米”」に変換できることになり、今月初旬から新しい「お米入り飼料」の導入を開始しました。
「愛知県産 ”お米”」_a0120513_20332021.jpg

「お米」は、日本人の主食。私たちにとって大事なエネルギー源であるように、鶏たちにとっても「トウモロコシ」に代わる貴重なエネルギー源になり得ます。
「愛知県産 ”お米”」_a0120513_2194865.jpg

歩荷農場の「もみじ」たちは、純国産鶏らしく、どうやら「お米」がお気に入り。
今日も服部農園さんのおいしい「お米」をたくさん食べて、みんな元気に暮らしています。

● 「飼料米」への取り組みは、こちらからご覧になれます。
by bocca-farm | 2012-02-08 21:11 | 飼料 | Comments(0)

「塩」

「塩」の主成分は、多くの生物の生命を維持するために必ず必要な無機物(ミネラル)、ナトリウムと塩素。鶏にとっても必須の栄養素です。
「塩」_a0120513_2112546.jpg

歩荷農場で使用する「塩」は、もちろん国産の「海水塩」。安全性に疑問の残る固結防止剤(塩が固まるのを防ぐための添加物)「フェロシアン化物」が添加されているものは絶対に使用しません。
by bocca-farm | 2010-10-01 21:38 | 飼料 | Comments(0)

「ファフィア酵母」

「ファフィア酵母」は、ナラやミズキの樹液に生息し、天然カロチノイド(キサントフィル類)であるアスタキサンチンを多量に含有しています。
アスタキサンチンは、ビタミンEの500倍以上の抗酸化性を有しており、生体内で発生する有害な活性酸素を抑制し、免疫力を高める作用があるため自然の中で暮らしている歩荷農場の鶏たちの健康維持にも多大な効果を発揮しています。
「ファフィア酵母」_a0120513_2144654.jpg

アスタキサンチンは、赤色の天然生体色素でもあり、「トウモロコシ」の黄色い色素との相乗効果により、自然卵「歩荷」の卵黄色に大きな影響を与えています。このように自然卵「歩荷」の卵黄色が薄いオレンジ色を呈しているのは、健康な鶏を育てるための飼料構築の結果に他ならず、意図的な操作によるものではありません。

一般的に卵黄色のオレンジ色は、大半が飼料に添加した「パプリカ」の抽出物による人為的な着色です。この「パプリカ」、それ自体は何ら悪いものではありませんが、残念ながらそのほとんどが輸入物であることから「エトキシキン」などの酸化防止剤が添加されているのが現状です。
「エトキシキン」は、法律で人の食品には添加が認められておらず、発癌性やアレルギー性の否定できない危険な物質です。
ここで「パプリカ」を使用することについての是非を問うつもりはありませんが、生産者として真に食の安全を守って行きたいと考えるのであれば、飼料原料に含まれる微量な添加物にまで当然注意を払うべきなのではないでしょうか。

いかにも美味しそうに見える濃いオレンジ色の卵黄の現実。みなさんは、どう思われますか。
by bocca-farm | 2010-07-21 22:25 | 飼料 | Comments(0)

「EMぼかし」

「EMぼかし」とは、EM (Effective Microorganisms)とよばれる有用微生物の集合体を「生米ぬか」で発酵培養した菌体飼料です。有用微生物群が鶏の体内で善玉菌を増加させ、腸の状態を良化させると同時に、発酵作用の効能により、鶏の体液を弱アルカリ性に導きます。
主な有用微生物は、乳酸菌、酵母菌、光合成細菌などで、例えば乳酸菌群であれば、さしずめ人にとっての「ビフィズス菌」のようなものと考えていただければ解りやすいと思います。
「EMぼかし」_a0120513_19343562.jpg

歩荷農場では、有用微生物を培養し易いよう300LのタンクでEMの種菌から活性液を作り、それを「生米ぬか」と合わせて一度に9樽(75L /1樽)の「EMぼかし」を仕込みます。季節によって発酵具合は異なりますが、嫌気発酵(酸素を遮断)させ、写真のように表面に放線菌の白い菌糸が現れてきたら出来上がり。蓋を外すと何とも言えない甘酸っぱい香りが辺り一面に立ち込めます。
by bocca-farm | 2010-06-05 20:12 | 飼料 | Comments(0)