今日、「春の雛鶏」たちが歩荷農場へやって来ました。

1月中旬から昨晩まで続いていた雛導入の準備作業もようやく終わり、”ほっと一息”。

鶏の銘柄は、
ゴトウの「もみじ」。国内シェア、わずか6%の貴重な純国産鶏です。

昔の「もみじ」は、穏やかで飼いやすい性格だったそうですが、最近は育種改良の反動なのか
気性も激しく、とても神経質。飼育には、細かい気遣いとかなりのテクニックが必要となります。

一方、赤玉の一般銘柄(シェア90%以上)である「ボリスブラウン」などは、外国産鶏を主体に
多くの鶏種を交配した雑種ということもあり、驚くほど穏やかな性格でとても飼いやすい鶏です。
(歩荷農場では、以前「ボリスブラウン」を飼育していました。)

では何故、歩荷農場では、飼育に必要以上の手がかかる「もみじ」という銘柄にこだわるのか。それは、
純国産鶏であるという意義以上に、私たちの知る限りにおいて、卵質、肉質ともに抜群に優れているからです。

生産者として妥協することなく、”納得できるもの作りを行う” ということは、容易なことでは
ありません。
「元気いっぱい」の雛鶏たちと共に、また新たな暮らしが始まります。