「一所懸命」

歩荷農場では年に2回、鶏の入れ替えの時にだけ鶏糞出しの作業を行い、鶏舎内の床をリフレッシュします。自然卵養鶏においては鶏を地面の上で放し飼いにするため、鶏糞は土壌菌の作用で醗酵分解し、その量は一定以上に増えることはありません。(一般的なケージ飼育の年間鶏糞処理量の僅か16分の1です。)さらに悪臭も発生しないので、ハエなどの養鶏公害とは全く無縁なのです。

鶏糞は循環型農業推進のため近隣農家や希望者の方へ無償で配布しています。今日は、一宮幼稚園の先生方が、園内の畑で野菜を育てるために鶏糞を取りに来場されました。
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若い女性の先生がたくさんお見えになりましたが、皆さん「一所懸命」。数ヶ月後には、かわいい園児たちと育てるおいしい野菜が、畑一面で実を結ぶに違いありません。
by bocca-farm | 2009-07-25 21:08 | 飼養管理