「安楽島牡蠣」

先月末の「料理とお酒を楽しむ会」でお会いした浦口水産さんからうれしい贈り物が届きました。
「安楽島牡蠣」_a0120513_1936572.jpg

今年最後の「安楽島(あらしま)牡蠣」です。
伊勢志摩、鳥羽の海で昔ながらの養殖にこだわって育てられた「安楽島牡蠣」は、全てが加熱用。生食用の牡蠣が高級だと思い込んでいた私たちの概念は見事に覆されました。
海から揚げて間もない新鮮な牡蠣でも無菌処理していない限りは加熱用になるそうで、決して加熱用の牡蠣が古いわけではないようです。それどころか、生食用にするための無菌処理を行うことで、牡蠣本来の風味が損なわれてしまい・・・。
「安楽島牡蠣」_a0120513_2003724.jpg

殻付き牡蠣は、蒸し牡蠣でいただきました。
大きくて食べ応えがある上に磯臭さがなくアクも少ないので、殻に残った汁も飲めてしまうほど。実に奥深い味わいは、”感動”の一言です。さらにこの「安楽島牡蠣」、驚くことに、しっかり加熱してもその身はほとんど縮みません。
今までわざわざ取り寄せていた某ブランド牡蠣とは、明らかにモノが違います。
「安楽島牡蠣」_a0120513_20423095.jpg

型のそろった大きな剥き身は、茹で牡蠣(ポン酢)、牡蠣フライ、グラタンに。
特に牡蠣を1度ボイルしてから、その出汁を使って作る牡蠣グラタンは絶品でした。
どうやら今年の冬から、我が家の食卓の定番になりそうです。
by bocca-farm | 2012-04-07 21:21 |